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「みず」のお話。

パクト事業部のある五貫島は工業団地です。

なので多くの工場に囲まれ、大小のトラックが行き来しています。

積み荷は製紙関連から化学薬品、石灰に礫石、その外に廃棄物なども見かけます。

パクト事業部の近所の会社でいえば熱処理や機械の組み立て、倉庫業務など。

多くの会社で多くの人々が日本一の富士山に見守られつつ仕事をしています。

五貫島で工業の他に見かけるもの、実は意外にも農業です。

最近はずいぶんと宅地へと変わりましたが、以前は田んぼに入るトラクターなどもよく見かけました。

なので工場や倉庫に挟まれながらも夏には水面が煌めき、秋には黄金色の稲穂が首を垂れるなんて光景も思い出されます。

つい先日は、残念ながら写真を撮れませんでしたが、カルガモ一家の引っ越しにも出会えました。

テレビで見かけたそのまま立派な親鳥の後をひょこひょこと、不器用についていく子鳥達が可愛かったですね。

それから工業的な仕事で出る廃熱などを利用してキクラゲの栽培をしているところもあります。

キクラゲは栄養価が高く、コリコリして美味しいんですが純国産は珍しいんですよね。

こちらはパクト事業部のすぐ近くにありますので、お近くにお越しの際は是非おみやげに。

そんな農業に近い日常もありまして、五貫島を語る上で切り離せないのが”水”です。

五貫島は何せ名前に「島」が付きますから、水はけの方は正直あまりよくありません。

特に夏から秋にかけては梅雨から夕立、台風など雨は生活の一部となります。

これまでも雨が降ると多くは農業用水として会社の目の前を通る水路(富士川支流の河川扱い)を流れていました。

が…雨足が強くなるとすぐにキャパシティーオーバーしてしまいます。

水路は姿を晦まし、道路は冠水し、くるぶし辺りまで水につかるということもしばしばありました。

こういう時に足元を”見ず”に歩くことはやっぱり怖いですね。

しかし数年前、市の事業で水路が大拡張されたことで一変します。

とても大きな工事で水路もこれまでの深さと幅が何倍かになり、大雨でも道路が冠水することはなくなりました。

近隣のみなさんとも「良かったね」と安心を共有できて、やっぱり設備工事というのは大切だなと再認識。

同時に改めてインフラ工事を身近に感じましたし、各地の現場で使われるパクト製品についても考える機会になりました。

今となってはそんな苦労した思い出も少し懐かしいですね。

それと夏から秋と言えば、食べ物でいえばやっぱり梨でしょうか。

梨の旬は7月下旬から10月上旬にかけて、ほんのり甘い香りの”瑞々しい”実を私たちに届けてくれます。

静岡県富士市と言えば「富士梨」が名産品で、幸水や豊水などを栽培しています。

梨は水分とカリウムが豊富に含まれており、体温を下げる効果があるので夏の暑さで疲れた体にはピッタリ。

とてもおいしいので、スーパーなどで見かけたときには是非お手に取って下さると嬉しいです。

今回は「みず」に関連したお話でした。

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